ホリデーシーズンが近づくこの時期、ふと誰かの顔を思い浮かべて選ぶギフトは、大げさなものでなくても、毎日の中でそっと気持ちを高めてくれるような“ささやかな心地よさ” が魅力だったりします。THINGS WE LOVEにゆかりのある8名の方々に、普段の暮らしに寄り添うギフトとその選択の背景にある小さなエピソードを聞きました。(後編/全2回)

【Gift Story:05】
To Friend

Azusa Ito
「match」「432market」プロデューサー

ラグジュアリーブランドやセレクトショップでの経験を重ね、現在は都内アパレルブランドで働きながら「match」「432MARKET」をプロデュース。

日頃から、幅広いジャンルの“良いもの”に触れている彼女が 友人へのギフトに選んだのは、落ち着いたブラウンの靴下。

プレゼントを選ぶときに彼女が大切にしているのは、 相手の生活にスッと馴染み、実用的で、日々を少し豊かにしてくれるものであること。

そのアイテムやブランドを気に入って、相手の“日常の定番”になったら嬉しいと話します。 そんな価値観の背景には、仲間たちからサプライズで贈られた大皿の思い出が。

自分のイメージで選んでくれた憧れの作家の作品は、 今でも使うたびにあの日の温かさを思い出させてくれるそうです。

wool wide ribbed high socks (D.Brown)

細番手ウール SUPER120を使用した、高級感のあるリブハイソックス。つま先は熟練職人が手がけるリンキング仕様で、上質な履き心地に。ベーシックなブラウンは日常に馴染みやすく、ギフトにも選びやすい一足。

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【Gift Story:06】
To Father

Tomoko Inuzuka
「Veermerist BEAMS」バイヤー

大学卒業後、株式会社ビームスへ入社。2003年に尹勝浩氏とともに「Vermeerist BEAMS」を立ち上げる。

日々、国内外でさまざまな“良いもの”を見てきた彼女が選んだのは、 寒くなる季節に、お父さまが暖かく過ごせるようにと選んだウールソックス。 5本指ソックスの上から重ね履きできて、足元の色を楽しめるよう、あえて明るいイエローを選んだそうです。

プレゼントで大切にしているのは、「本人は選ばないかもしれない。でもきっと似合う」という視点。 その人らしさをそっと引き出すものを選びたい、と話します。

過去に贈った靴下を、ご友人が“お守り”のように大切に履いてくれていたことも、今回のギフト選びに温かい後押しをしてくれたのだとか。

wholegarment wool socks for Men (Yellow)

ホールガーメントで編み立てたソックスは、つま先に縫い目が出ないなめらかな履き心地が魅力。 新たにメンズ仕様へアップデートされ、リブのフィット感がより軽やかに。 ゆったりとした特有の編み地は、デイリーにもルームソックスにも心地よく寄り添います。

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【Gift Story:07】
To Assistant

Yumeno Ogawa
スタイリスト

2012年に独立。ファッション誌を中心に、雑誌・広告など幅広く手がける。

スタイリストとして数々の現場を駆け回る彼女が、 撮影を支えてくれるアシスタントへ贈りたいと思ったのは、 寒い季節をあたたかく過ごせるように選んだ手袋。

リースもリサーチも自転車移動が多い彼女の冬はとにかく寒い。 そんな毎日を少しでも楽に、そして明るくしてほしくて、 彼女のワードローブにも似合う、元気の出る色味を選んだのだそうです。

プレゼントで大切にしているのは、 相手のライフスタイルに寄り添いながら、自分なりにスタイリストの視点を添えること。 「自分ではなかなか買わない“ちょっといいもの”を贈ると喜んでもらえる」と話します。

Pure Cashmere 100% 5finger glove (Garnet)

カシミヤ100%の柔らかな手触りが心地よい5本指の手袋。 指先にスリットが入っているため、スマートフォン操作など細かな動作もスムーズに行えます。 冬の装いに差し色として映えるレッドが、手元にさりげない華やかさを添えてくれます。

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【Gift Story:08】
To Friend

Tomoe Uesugi
「Tolma」バイヤー

国内ブランドを軸に、古着からインポートまで幅広くセレクトする「Tolma」のバイヤー。

普段からよく食事に行く仲の良い友人へ。 自身のショップで洋服を選んでくれる彼女には、 その服に合うものを贈りたい。そんな思いから選んだ黒のウールタイツ。

「自分ではちょっと高いな…と諦めてしまうような、ささやかな贅沢品。自分がもらって嬉しいもの」をプレゼントすることを大切にしていると言います。

そして何より、彼女自身が自他共に認める「MARCOMONDE」のウールリブタイツラバー。4〜5年ほど毎年買い足し続けているほどの愛用者で、「だからこそ、喜んでもらえる自信しかありません」と笑いながら話してくれました。

wool wide ribbed tights (Black)

冬のスタイルにぴったりのハイゲージウールリブタイツ。 細番手のウール(100%)を表糸に使用し、暖かさと高級感を兼ね備えた一足です。 太めのリブながらハイゲージのためごわつかず、ブーツとの相性も抜群。 ウエストまでリブで編み立てた仕様が、きつさやゴワつきを感じさせない心地よさを叶えます。

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edit & text
Mami Shinonaga
photo & illustration
Kona Izumi
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